オスプレイ募る不安 12月から日米訓練、地元説明会始まる 飛行ルート言及なし [大分県] – 西日本新聞

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 陸上自衛隊日出生台演習場などで12月に実施される米軍輸送機オスプレイを使った日米共同訓練について、地元6市町での地元説明会が28日に始まった。防衛省側はオスプレイの安全性を改めて訴えたが、具体的な飛行ルートの説明はなし。過去に何度もトラブルが起きていることから、住民からは事故を心配する声が上がり、共同訓練の実施発表が遅いとの批判も相次いだ。

 28日は由布、別府、九重の3市町で開催。九重町役場での説明会には同演習場近くの4地区の計16人が参加した。

 県内では、昨年8月に大分空港(国東市)にオスプレイが緊急着陸しており、住民からは「(着陸して)エンジンを交換しなければならないほど危険な機体が飛行するのか」と不安視する声が上がった。別の住民は「突然、日米共同訓練の話が来た。もっと早く知らせるべきではないのか」と不満をあらわにした。

 九州防衛局は「オスプレイは高い安全性を確保しており、人口密集地を避けて飛行する」「日米間の調整に時間がかかり(発表が遅れて)申し訳ない」と説明。自宅が演習場から300メートルほどの男性(74)は「オスプレイの安全性に関する国の説明は紋切り型。不安は消えない」と話した。

 由布市湯布院町の説明会は、同演習場近くの若杉地区集会所であり、住民21人が出席。住民は「実弾射撃訓練を毎年のように受け入れているのにさらに負担させるのか」「今後、日米共同訓練が恒常化するのではないか」「集落の上空を飛ばないよう徹底させて」などの声が上がった。同地区の自治委員を務める河野英則さん(62)は「オスプレイがどこを飛ぶのかは結局分からないまま。納得いかない」と憤った。

 地元説明会は29日に杵築市、玖珠町でもあり、30日には日出町でも開かれる。

=2018/11/30付 西日本新聞朝刊=




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