【大分 vs 金沢】 ウォーミングアップコラム:のど飴握り、同一クラブでの史上初の“2段階昇格”を狙う – J’s GOAL

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2018年11月9日(金)

リーグ戦は残り2試合。今節、ホーム最終戦を迎える大分は、開幕前に掲げた目標「勝点70、プレーオフ進出の6位以内」を達成した。

就任3年目の片野坂知宏(写真)監督は、1年目はJ2昇格、2年目はJ2残留とこれまでの過去3年間、きっちり公約を果たしたことになる。今季は首位争いを続けてきたが、「我々は何も成し遂げていない。目の前の試合に集中して戦うだけ」と繰り返し語ってきた指揮官は、残り試合もこれまでと同じように一戦必勝で戦う。口に出すことはないが、同一クラブでの史上初の“2段階昇格”を狙ってほしい。

今季の大分は、ハードワークと緻密なポジショニングを武器に相手の弱点を突くサッカーを披露してきた。「根本は変わらない」と対戦相手や展開によって変幻自在に選手を入れ替え、昨季以上の組織力をチームに植えつけた。システムは3−4−2−1をベースに、攻撃時はウイングバックが高い位置をとって3−2−5、守備時はウイングバックが最終ラインまで落ち5−4−1。さらにダブルボランチの一人が最終ラインに加わり、3バックの両ストッパーが広がると4−1−5と柔軟に変化し、勝点を積み重ねた。

その指示は的確で、ベンチから大きな声を張りあげるため、試合後の会見では声がかすれることも多々あった。そんな指揮官を見かねたサポーターのツイッターのつぶやきから“のど飴”の浅田飴がスポンサーとなったのは、今季のエポックメイキングの一つだろう。

今節ものど飴を手に握り、ベンチ前で大きな指示を出すであろう片野坂監督。試合後はホーム最終戦セレモニーがあり、サポーターの前で声が出るか心配ではあるが、昇格に向けての強い思いを聞きたい。

文:柚野真也(大分担当)

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