電気小型低速車の実証実験 京急電鉄・横浜市と 18日まで – 毎日新聞

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実証実験に使われる4人乗りの電気小型低速車。登坂力に優れているという=京浜急行電鉄提供



 横浜国立大と京浜急行電鉄、横浜市は、道幅の狭さや急勾配によって路線バスが運行できない住宅地で乗客を運ぶ「電気小型低速車」の実証実験を行っている。国が普及を目指す低炭素型の交通システム「グリーンスローモビリティ」の一環で、実用化が進めば、急傾斜地に住む高齢者らの移動が便利になるほか、観光客の輸送などでも活躍しそうだ。

 「グリーンスローモビリティ」は4人以上が乗車し、時速20キロ未満で公道を走る電動の乗り物。ゴルフカートや電動低速バスが想定され、灯火器や反射器などを備え、道路運送車両法の保安基準を満たせば、定員やサイズに応じて軽、小型、普通自動車のナンバーを取得して公道走行が可能になる。

 道路運送法の要件を満たせば、10人乗り以下はタクシー事業、11~16人乗りは乗り合いバス事業の許可を取得して営業できる。バスやタクシーのサービスがない地域など状況によっては、自治体やNPO法人なども有償で旅客運送できる。

 同様のシステムは、石川県輪島市や京都府和束町、大分県姫島村など一部の自治体が先行導入、試験運行している。国土交通省は今月末から福島、三重、岡山、広島、熊本の5県で実証実験を行う。国交省と環境省が来年度、個人以外を対象とする車両購入補助(3分の2)と実証実験の経費として計20億円の予算を要求している。

 公益財団法人「交通エコロジー・モビリティ財団」が事業主体を募集し、京急が応募していた。京急と連携協定を結ぶ横国大、横浜市も実験に参画することになった。実験では最高時速19キロ、20度までの斜面を上ることができる4人乗りの車両2台を導入。横浜市金沢区富岡地区で2循環ルートを設定し、11月18日までの計20日間、日中1時間あたり2~3便を無料で定時運行する。現役のタクシー運転手が運転し、事前登録した住民がモニターとして利用する。

 横浜国立大は10年間で革新的なアイデア、技術などの創造を目指す産学連携事業「センター・オブ・イノベーションプロジェクト」の研究拠点の一つ。プロジェクトでは人口減少・高齢社会での持続可能な交通システムなどを研究しており、今回の実験結果も研究に生かす。【田中義宏】





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