新王者・源大輝 母の一周忌に戴冠「運命と思う、約束を守れた … – スポーツニッポン

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亡くなった母・礼子さんの写真とベルトを手にする日本フェザー級・新王者の源大輝
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 ボクシングの日本フェザー級タイトルマッチ10回戦は7日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位の挑戦者・源大輝(27=ワタナベ)が王者・大橋健典(28=角海老宝石)に7回1分12秒TKO勝ちして新王者となった。

 15年9月に当時の日本スーパーバンタム級王者・小国以載(前IBF世界同級王者、引退)に挑戦して0―3判定負けして以来、2度目のタイトル挑戦を実らせた源は20戦15勝(12KO)5敗、昨年12月に獲得した王座の初防衛に失敗した大橋は22戦15勝(10KO)5敗2分け。

 序盤から源の右が何度もヒット。2回には左フックが当たり、大橋が早くもグラついた。3回は王者がジャブを使ってリズムを立て直したが、源はカウンター気味に右を当て続け、流れを明け渡さなかった。5回には大橋がバッティングで右目尻から流血。ラウンド後の公開採点ではジャッジ2人が49―46、1人が50―44で、いずれも挑戦者を支持。源は6回終盤に右アッパーに右のカウンターを合わせて大橋をダウン寸前に追い込み、7回にはメッタ打ちにしてレフェリーストップを呼び込んだ。

 新王者はリング上のインタビューで涙ぐんだ。ちょうど1年前の4月7日、母・礼子さんががんのため63歳で死去。その前の1月13日には次兄・貴登さんが交通事故のため29歳で亡くなっており、「去年は激動の1年でつらかった」と明かした。2度目のタイトルマッチが決定し、長兄・成義さんに報告すると礼子さんの命日と指摘され、「運命を感じた」という。亡くなる直前、意識がない礼子さんに電話越しに「ベルトを絶対に獲るから」と約束。9日には帰郷予定で、「約束を守れたのでひと安心しています」と感慨深げに語った。

 実家は大分県別府市で飲食店を経営しており、「敷かれたレールの上を歩くのが嫌だった。拳2つで勝負するのがカッコ良かった」とボクシングを志し、礼子さんらの反対を押し切って18歳で上京。デビューから7年2カ月で待望のベルトを巻いた。今後は東洋太平洋同級王者・清水聡(大橋)や挑戦状を出してきた日本同級2位・阿部麗也(KG大和)との対戦を希望。「ファンが見て面白いと思うカードをやるのがプロボクサー。自分はムラがあるので強い相手とやった方がいい」と目を輝かせた。




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